Step1 問診
”いつから痛みがあるか”、”どの動きの、どの瞬間が痛いのか”、”過去にどのような怪我をしたか”などを伺います。
昔の古傷や日常生活の癖が原因で痛みにつながることがあります。
また痛みの出現する位相(Phase)も具体的に伺います。
例えば、階段の上りで痛いのか、下りで痛いのか、関節・筋肉の作用は全く異なります。
どのくらい曲がった角度で痛いのか、ヒントを数多く聴取し、原因追究につなげます。
Step2 検査・測定
関節の可動域、筋力、靱帯の緩み、関節のゆがみ具合などを検査します。
痛みのある患部以外にも痛みの原因になりそうな部位を細かく検査し、全身の悪いところをすみずみまで洗い出し、痛みの原因を追及します。
”どこが痛いのか”だけでなく、”なぜ痛いのか”まで考え、完全個別のプランを立案します。
Step3-1 徒手療法
関節のゆがみや痛みの原因をつくっている組織同士の癒着を正確に見つけ出します。
筋肉同士の癒着もあれば、数ミリの神経が筋肉に巻き込まれ頑固な癒着を作っていることもあります。
ISR®という治療技術を用いて、指先の先端1ミリで癒着を1ミリずつ丁寧にリリース(解放・はがす)していきます。
複数の糸が無数に絡まった毛玉を、丁寧に1本ずつほどいていくような作業になります。
ゆがみのない完璧な関節を獲得するには、妥協せず1ミリ単位の施術が必須になります。
Step3-2 運動療法(トレーニング)
”鍛える前に整える”、”整えてから鍛える”
まずは関節のゆがみが改善することが重要です。ゆがみがある状態で鍛えても意味がありません。
ゆがみや痛みの原因は組織の癒着だけでなく、筋力の左右アンバランス、筋力低下によっても生じます。左右差をなくすためにご自宅でも行える簡単なエクササイズを提供し、継続して行って頂きます。
また、スクワットや投球、ゴルフのスウィングなど正しい動作を習得することで、痛みの再発を予防できます。
動作は複数の関節や筋肉が同時に働くため、誤った動作を覚えてしまうと痛みを悪化させます。
効率的で安全な動作を獲得することで、パフォーマンスアップにもつながります。
Step3-3 補助具
ゆがみを改善するために、リアラインコア(骨盤矯正ベルト)やバランスシューズ(膝のゆがみ矯正)といったデバイスを用います。
トップアスリートも用いている器具であり、驚くほどゆがみが改善します。
また、テーピング資格を有しており、患者さんの症状に合わせた必要最小限の本数で構成する完全オリジナルのテーピング方法も提供致します。